中古テレビの置き場

薄型テレビの普及で壁掛けが身近に
液晶テレビプラズマテレビといった薄型テレビが普及し、壁掛け設置を希望する方が増えています。
最近の機種は、より「薄く」「軽く」なっており、壁掛け設置は現実的なものとなりました。
テレビを壁掛けすることで、インテリアにこだわったリビングづくりや、空間デザインや音響を意識したホームシアターをづくりなどが
可能になります。
そうは言っても、やはり大きくて重いテレビを「どうやってどこに付けるのか?」という点は気になるところです。
壁掛けのニーズを叶える3つの手法
テレビを壁掛けにする3つの手法とその選び方をご紹介します。


壁に金具を取り付けて壁掛けにする手法

写真1:壁に金具で取り付け
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本来の壁掛け手法です。(写真1)ここで気にしたいのが、どの壁のどの位置でも取り付けが簡単にできるわけではない、ということです。
住宅のほとんどの壁は、石膏ボードでできており、そのままではテレビなどの重量物を支えることができません。そのため、壁の内部にある、間柱と言われる上下に通った柱に対して荷重がかかるように、金具を取り付ける必要があります。
一般的な木造住宅の場合、45cm間隔程度で間柱が入っていますが、表からは見えないところなので、取り付け業者と相談して取り付け位置を決めましょう。
最近では、特殊な金具を使って石膏ボードの壁で支える方法もあります。間柱の間隔が好みの設置位置と合わない場合などは、この工法も検討して見ると良いでしょう。




壁掛け「風」パネルラックを設置する手法
パネルと一体化したAVラックに、テレビを吊り下げる方法です。(写真3)
パネルにテレビを固定し、裏側に配線を逃がすので、壁掛けしているように見えます。
3つの手法の中で、唯一、直接壁に施工せず、かつDIYレベルでの設置ができる方法です。

写真3:パネルラックを使う
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